へっぽこ撮影道中記

 福寿草と明知鉄道
 2004/03/24

先日明知鉄道の腕木式信号の撮影に出かけたときに、福寿草の自生地という看板を見つけて探し回ったあげく役場でまだ咲いていませんという返事を聞いてがっくりして帰宅したことがありました。
3月の中旬以降にお出かけくださいということでしたので、ちょっと曇りがちで天気はいまいちだが17日ということで出かけてみようという気になりました。
長男の高校入試も16日で終わりあとは発表を待つだけですから、今さらどうしようもない。
カメラバッグを担いで車に乗り込む。高速道路を利用すれば約1時間半で到着するはずだ。
高速道路を快適にとばして一般国道に入るが、対向車が来たらすれ違いができない細い道だ。心配していたが対向車など全く来ない峠道であった。いよいよ目的地近くに到着したが入り口がわからない。道を聞こうにも人も歩いていなければ、民家さえもない。どうしようと車を走らせていたら、おじさんが歩いていたので訪ねてみたら、だいぶ手前に一方通行の信号機があったがそこが入り口らしい。工事の人が立っていたので工事現場への入り口だと勘違いしてしまった。
でも、このおじさんがいうには「まだちょっと早いと思うよ。天気も良くないし、でもせっかくだから見ていってください」と観光ガイドの人みたいに親切であった。
今来た道を戻って、信号機のところから道を折れて先に進むと、車一台がやっとの道で道路にはみ出した木々の枝が車をこすりながらの走行であった。川を渡る橋も手すりの幅がぎりぎりでちょっと怖いぐらいでした。
いちばん奥の駐車場に車を止めて車を降りてあたりを見渡す。う〜ん、やっぱりちょっと早い感じで花はまばらにしか咲いていなかった。時間もはないこともあってか、私の他には見物客もいなかった。
そんなことにはめげず、持ち前の能天気さでカメラを持ってあちらこちら道順など無視して写真を撮りながら歩き回った。
自生地ですが、実はここは個人の持ち物で人が住んでいる民家のすぐ脇なんです。そこに住んでいる方が、ごみを拾いながらやって来た。挨拶をしてちょっとお話を聞いてみました。

花にはまだ早いらしい。あの家のすぐそばにある梅の木の花が2〜3輪花が咲き出した頃がいちばんきれいで、土手が一面福寿草の黄色になるそうです。今日は曇っていて天気もちょっと悪いし、時間も早すぎる。午後3時頃の太陽の光がいちばんきれいに見えるらしい。
話を聞いてちょっとがっかりしながらも、寝転がったりはいつくばったりしながら写真を撮影していました。
10時を過ぎた頃から、ぱらぱらと見に来られる方がありましたが、あんまり花が咲いていないので早々に帰っていきました。
個人の土地なのに途中にお茶が飲めるようにしてあったりしてすてきなんですよ。この小屋には募金箱があって、福寿草の手入れのために募金を300円募っていました。私は十分楽しませていただいたので募金してきましたが、見ていた限りでは募金を入れている方はいませんでした。募金ですからと思うのですが、楽しませていただいてひょっとしてまた訪れるかもしれないのですからねぇ。
3時間ぐらい撮影をして、お昼近くになりおなかも空いてきたのでその場所を後にすることにしました。

途中には明知鉄道の腕木式信号のある岩村駅のすぐ横を通るので、最後の姿を撮影するために立ち寄った。今回は駅全体の風景を撮影するつもりでしたから、駅の外で駅が見えるところをいったり来たりして撮影しました。
でも、結局明智駅まで足を伸ばしての撮影となってしまいました。途中「ヒトツバタゴ」の木も枯れて枝だけになっていて、5月の面影はありませんでした。でもこの木がもう少しすると緑の葉が一杯に生い茂り、見事な花を咲かせると思うと何だかすごいことだなと思ってしまいます。
季節によって同じ場所でも、全く違った景色に見えることが、今さらながらに日本は良い国だなと思ってしまいます。
写真を撮ることがまた楽しくなってしまいそうな感じです。

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 伊勢鉄道の巻
 2004/03/11

休みの朝は目が覚めるのがいつも早い。
といっても最近は疲れがなかなか取れず、6時の起床となった。
長男はすでに起きて勉強をしていた。そう、明日が高校の入学試験の第1段の日である。そんな長男を見ながら朝食を食べ終わると、自分自身のことのようにそわそわしてしまい家でじっとしていることができなくなり、カメラバックを担いで家を飛び出した。
さて家を飛び出してきたのはいいけれども、どこに撮影に行こうかと、悩んでしまった。廃止区間の名鉄三河線、腕木式信号の明知鉄道、まだ雪が残る北陸本線、それともまだ撮影にいっていない路線?
駐車場までの歩いている間に考えがまとまった。
せっかくのぽかぽか陽気ですから、春を感じられそうな南に出かけよう。南といえば、先日廃止された腕木式信号の名松線、山あり海ありの紀勢本線、豊橋鉄道、いろいろありますが、時間も7時ということで近場の撮影していない路線「伊勢鉄道」に出かけることにしました。
この「伊勢鉄道」は第三セクターでありながら、もともと四日市と津を結ぶ短絡線として建設された路線です。ですから今でもJR東海の特急「ワイドビュー南紀」、快速「みえ」が走っています。ただローカル線とはいえ結構新しい路線ですから、カーブが少なくほとんどの区間が高架となっています。いかに撮影ポイントを見つけるか、行ってみた都合という、いつものいいかげんな撮影の始まりでした。
高速料金の節約のため、ナビゲーションを四日市駅にセットして出発です。四日市まではなれた道ですの鼻歌交じりで車を走らせます。1時間半ぐらいで四日市の市内を走っているのですが、通勤の渋滞につかまり「ワイドビュー南紀」が四日市駅到着まであと2分というところまで時間がかかりました。気を取直して、さあ撮影ポイントを探そうと思った瞬間に踏切りが鳴りだした。どうしよう、車も停めれないし、カメラもまだ出していない〜、と思っているうちに「ワイドビュー南紀」は走り去っていきました。(ToT)
仕方がないので次の快速「みえ」は絶対撮るぞと意気込んで撮影ポイントを探して走るのですが、なかなか気に入った場所が見つかりません。そうこうするうちに道に迷ってしまいナビゲーションを駆使して、やっと鉄道を見つけて鉄橋の近くに車を停めて土手を駆け登りました。目の前には絵になる鉄橋が見える。あれっ、電化されている。伊勢鉄道は非電化の路線???と、列車が近づいてくる音が聞こえる。走ってきたのは、やっぱり近鉄の電車。やっぱり間違っていたようです。
気を取直して、今度こそ伊勢鉄道沿いを走ってポイントを探しました。鉄橋を渡る車両、田園地区を走る車両、いろいろと撮影しながら場所を移動していきます。途中、畑仕事をしているおじさんも撮影しながら、田んぼの脇で咲く「菜の花」「梅」も撮影しながら列車を追っていきました。そんな時にふと足元を見てみると、ここにも春が,,,マンホールではないですよ、ふきのとうが顔を出しているではありませんか。大発見でした。思わずシャッターを切っていました。
夢中で花の写真を撮影していると、横で大きな音がします。振り返ってみるなんと列車が走り去っていくではありませんか。しまった〜。花の撮影に夢中で列車の時間を忘れていた〜。
今回はこんなことが重なり、なんでかなと考えて、一番考えられるのは、明日が入試だというのに撮影に来ているからかなぁ。
列車の写真もできる限り春らしい雰囲気の出そうなポイントを探して撮影したつもりです。前から菜の花を取入れた写真は撮影したいと考えていたので、菜の花を見つけると車を停めてアングルを考えていました。
「鉄道のある風景」春編の写真が撮れていればいいんですけど.....

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 明知鉄道の巻
 2004/02/28

第三セクターの「明知鉄道」にも、腕木式信号があります。
昨年、ここも廃止されるという噂が流れたのですが、工事の予定も内ということでまだ先だろうとたかをくくっていたら、明知鉄道のHPで3月23日で廃止になると案内がありました。
こうなると、いても経ってもいられなくなる性格でして.....(^_^;)

2月25日、奥さんは近くのスーパーの懸賞に当選してお友達と神戸に日帰りバスツアーに出かけるというではありませんか。私が休みだと踏んで朝の6時前に駅まで送らさせていただきました。
家に帰って、子供たちにパンを食べさせて学校に送り出し、いよいよ行動開始。
明知鉄道の終点、明智駅と途中の列車交換駅の岩村駅に腕木式信号はあります。目的地は当然、スタフ交換も見られる岩村駅です。高速道路からかなり山の方に入らなければいけない場所なんです。高速料金の節約のためひとつ手前のインターで降りて山越えをと思ったら考えが甘かったというか、車一台がやっとで対向車が来るとすれ違うのが大変な細い道でたいへんでした。
そんなことがあったために、駅に行く前に列車の時間が近づいてきてしまったので途中の近くの場所で小高い丘に公園があるのが見えたので大急ぎでカメラバッグを担いで駆け登りました。普段から運動をしていないので息が切れてつらかったなぁ〜。頂上に到着してほどなくして列車が通過、何とか撮影できました。帰りはゆっくりと歩いて下りました。途中できじが目の前を横切っていきました。カメラをバッグにしまったあとだったので写真がとれなかった〜。残念。

さて、今日のメイン「岩村駅」に到着です。
次の列車交換までに約20分。駅長さんにホームで腕木式信号の写真を撮影したいというと「お好きに撮影してください」とのご快諾、とってもうれしかったです。駅長さんありがとうございました。入場券などありましたらお伺いしたら、それよりもこんなものを売っているんですよと差し出されたのが、腕木式信号のキーホルダー、思わず買ってしまいました〜。商売上手な駅長さんです。
キーホルダーを買ったからなのか、上機嫌で駅舎屋内の「通票閉塞機もまだありますからよかったら写真とっていただいていいですよ」といわれて撮影させていただきました。
いよいよ列車が到着時間が近づき駅長さんもいそがしくなります。上り列車が到着、タブレットを受け取り下りホームで列車を待ちます。さあ下り列車がいよいよ到着。タブレットは止まる寸前に運転手から駅長さんの延ばしている腕にかけられるのです。待ちかまえて今だとシャッターを切ろうとした瞬間、列車に乗ろうとしたおばさんがカメラと駅長さんの間に、、、うそでしょう、がっくし。悔しいからそのままHPに載せました。
上下線の列車が発車してから駅長さんと話をしていたら、なんとこの駅長さんのお姉さんが、私の住んでいる市の同じ町に住んでいることがわかりました。北のはずれと南の違いはありますが。なんとなく親近感。
駅長さんにお礼を言って岩村駅をあとにいつものようにあちらこちらうろうろしながら写真撮影のポイントを探して歩きました。そんな時に田んぼのあぜ道で、マンホールを探すくせでふと足元を見ると、春を感じることができたんです。そう、「オオイヌノフグリ」が咲いていたんですよ。小虫や蜂も楽しそうでした。列車の来る時間が近づいていたのであんまり撮影できませんでしたが、うれしかったですよ。列車を待っている時に吹き抜ける風はまだまだ冷たいけれども、確実に春に向かっているのです。
いろいろと撮影しながら道を走っていると、「福寿草自生地」という看板を見つけました。まだちょっと早いかなと思いながら、その場所を探して走り回ったのですが見つかりません。行ったり来りしていたら、役場があったのでそこで訪ねてみました。とっても親切に場所を教えていただきました。でも最後に、まだ咲いていませんから3月中旬以降にもう一度お越しくださいだって。先に言ってよね。
気を取直して家路につくことにしました。家に電話を入れると子供たちは、もうゲームで遊んでいました。1時間30分ぐらいで家に到着いたしました。
本日の走行距離は、現地でうろうろしすぎたので310kmでした。
子供たちと晩ごはんを食べに行き、家でのんびりしていると9時前に今から電車に乗るから駅まで迎えにきてね、とTELがありました。本日の最後を締めくくりに迎えに出かけました。


 廃線間近
 2004/02/04

新聞やインターネットで見て、ニュースとしては知っていた「名鉄三河線」の一部区間の廃止ですが、某鉄道雑誌で特集を読んでからどうしても訪れてみたかった。
実は、25年ほど前にも訪れたことがあります。当時は自動車も持っていませんでしたから、電車に揺られて訪れたんですけど。
あれ、そうですよ、26年前は電車が走っていたんです。今では、レールバスが走っているんですよ、この路線には。所々に架線柱の残がいは残っていました。
いつもなら、朝早くから出かけて始発列車から撮影するのですが、家でやらなければならない用事がかなりたまっていたのでこれを片づけてからでないと、奥さんに怒られそうなので午後から出かけることにしました。

午後1時30分を過ぎて、やらなければいけないことを片づけてカメラバックを担いで車に乗り込んだ。高速を利用すれば1時間ほどで到着する距離ですから、いつもと違って余裕のスタートでした。
平日の午後ということで、高速道路も順調に走れ、有料道路へ抜ける一般道がちょっと込んでいた程度で予定通1時間ちょっとで到着です。
とりあえず、撮影ガイドの場所を探して右往左往、やっと見つけてましたが、面白くない風景です。列車の時間が近づいていますからとりあえず、パチリということで、、、
時間があまりないので、地図とナビを見ながらポイントを探すのですが、ここはというところがなかなか見つかりません。地図を信じて道なき林を歩いて進んで、何とか絵になる場所を見つけた次第です。
そのあとは、夕焼けを期待していたのですが、あまり赤くなってくれなくてがっかりしていたら、うまく月が出て列車の背後の空にぽっかりと浮かんだ写真が撮影できそうだったので、列車が来るまでの10分を待つことにしました。構図も決めて、さあ、あと1〜2分で列車がやって来る〜、とわくわくしていたのもつかの間、黒い雲がどんどん流れてくる。
やばい、月が雲に隠れそうだ。「列車よ、早く来い!」と心の中で叫んだが、月が雲に隠れてがっかりした途端に列車が近づき踏切が鳴り出した。気を取直して、急きょ構図を変更しての撮影となってしまいました。
こんなことなら、あまり赤くはなくても、逆側から夕空をバックに撮影したほうがよかったかなぁ。
途中、小高い丘を走行していくレールバスの写真を撮りながら、こんな景色見たことがあるよなあと思いながら撮影していたのですが、よくよく考えたら、前に作成したCGにそっくりなんですよね。路線も列車も違うのに、、、(^_^;)
ということは、前のCGがここの記憶から作成されたのでしょうか?自分でもわかりませ〜ン。

時間も5時を過ぎてあたりが暗くなってきたので、家路につくことにした。やっぱり高速にはいるまでは渋滞でした。高速道路もかなりの混雑でした。いきよりも30分ほど時間がかかりましたが、無事に家に到着いたしました。
本日の走行距離、138kmでした。

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 「吹雪の中を」の巻
 2004/01/17

1月13日夜の話である。
「今晩から明日にかけて、雪が降るらしいから写真撮りに行ってもいいかなぁ」と言ってみた。「雪好きなんでしょ、行ってきていいよ」だって、こう素直だと何だか怖い気もするがご好意に甘えて出かけることにした。
雪が降るなら、名松線の最後の腕木式信号の雪景色か、もしくは北陸本線かなあと思いながら布団に入った。
今朝は、子供が期末試験ということで朝の4時から起きていたらしい。
私は5時過ぎに起きて窓の外を見た。
ガーン!快晴である。
ということは名松線では雪は期待できないので北陸本線に出かけることにしよう。
この時間なら米原までなら1時間もあれば到着するからと思い、5時半ごろ家を出た。
大垣を過ぎた頃に道沿いの踏切りが鳴っている。時計を見た、時間的に「さくら・はやぶさ」が来るのだろうと思っていたら、EF66が雪をいっぱいかぶってやって来た。
やっぱりかっこよかった。
関ヶ原にさしかかると雪が降り出した。しめしめとほくそ笑んでいられたのもこのあたりまでだった。
昨晩から降り続いている雪が大型トラックに踏み固められて、5cmぐらいの圧雪氷になっている。
スタッドレスタイヤとはいえ凍結した道ではやっぱり滑る。無謀だったかなと思いながら、ゆっくりとアクセルを踏み込んで横滑りしないように発進を繰り返す。
ロケーションのよい場所はあるのだが、車を止めるところがなくてあきらめながら先に進んでいく。コンビニがあったのでとりえずその駐車場に止めて、裏側に回って写真を撮影した。
かなりの雪に戻ろうかどうしようかと考えていたが、ここまできたからには今更戻ることもないだろう。きっともうすぐ雪も止むだろうと思って、北陸本線に向かう。
長浜駅に到着した。雪は降り続いている。列車が来るのを待っている間にもどんどん暗くなってくる。猛吹雪である。列車がきた。吹雪でヘッドライトしか見えない。ピントはめっそで合わせてシャッターを切る。大丈夫だろうか、不安がよぎるがこの天候では仕方がない。
列車が行過ぎてから、家に電話を入れてみる。天気を聞くと、とってもいい天気らしい。わずか1時間の移動でここまで天候が違うのかと、今さらながら思い知らされた。
わずかに雪が弱まり、明るくなる時もありそんなときに列車が来ないかなと思いながら、撮影を続けた。
しかし、この天気と気温ではさすがに長時間撮影を続けることは苦痛である。お昼をまわった頃、途中の道中の積雪も心配になり早々に帰途についた。
行きに路面が凍結していて走行がたいへんだったところは、青空が見えていて路面も乾いていた。しまった、こんなことならもっと撮影をしていてもよかった。
時すでに遅し、今から引き返すことなど時間的に無理である。今日のところはあきらめて家路を急いだ。

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 名松線と腕木式信号の巻
 2004/01/07

昨晩のことである。「明日は休みになったけれども、子供たちは3学期の始業式だよね。写真撮りに行ってもいいかなぁ、今年になって初めてだし〜。」と言ったら、「いいよ」という返事が返ってきた。ちょっと噂に聞いただけですが、名松線の家城駅にある「腕木式信号」が今月にもなくなりそうだというので、どうしても行きたっかたから、とてもうれしい返事だった。明日の朝は早く起きて始発列車に間に合わせたいけど、起きれるか自信がないなぁ、というと中学三年生の息子が4時に起こしてくれるというではありませんか。なんと親孝行な息子でしょう。
さて、朝4時に息子が起こしにきました。準備万端、今日は時刻表も手袋も持った。使い捨てカイロは探したけれどもこういうときに限って見つからないものだ。カイロはあきらめて出発した。
半年ぶりとはいえ、2回目の撮影ですから、道はわかっているのですが、到着予測時間の割り出しのためナビの行き先に名松線の家城駅をセットする。今回は時間に余裕がありそうだから、一般道で検索、到着予想時刻8時。うそでしょ、100kmそこそこの道のりに4時間もかかるわけがないと、アクセルを踏み込む。いつもこんなんばっかり。しかし、私の予測が少し甘かった。5時過ぎというのに国道23号線が大型トラックで渋滞に近い状態、そんなぁこの時間にと思いながら、右へ左へ大型トラックを避けながら前にすすんだ。国道を折れて峠越えの一般道にさしかっかた、この時点で始発までにあと30分、距離にして25km、何とか間に合いそうだ、と思った矢先に制限時速まで出せない過積載に近いトラックが追い越し禁止区域で前に立ちふさがってしまった。万事休す。いらいらしながらトラックの後ろを走ること10分。「ゆずり車線」があった。一気に加速して追い越した。間に合うのだろうかと思いながら、峠の坂道を走った。家城駅が見えてきた、始発まであと5分、間に合った。とりあえず、車と止めて三脚にカメラを固定して構図を選んでいると、駅員さんがスタフを渡している。発車してしまう、レリーズのセットが間に合わない。仕方なく三脚に固定したカメラのシャッターを手で押した。ぶれているような気がしていたが、家で写真を見てみるとやっぱりぶれていたが、何とか見れる範囲であった。ほっ。
ほっとするまもなく、下りの回送列車が発車するはずだ。レリーズをセットして、三脚を構え直して構図もセットした。しばらくして回送列車が発車した。今度は思い通りに撮影できた。ふぅ。
名松線は、一日に8往復しか走らないローカル線、家城駅での交換は約2時間おき、始発を逃すとたいへんなことになるところだった。次の下りの始発が到着するのは、1時間30分後である。腕木式信号の写真をいろいろと撮影しながら時間を潰した。そして、到着時間が近づいてきた。この列車には地元の高校生がたくさん乗ってくる。どこのローカル線も朝の列車には高校生がつきものできっと絵になるに違いないと待ち受けていた。
その後は、列車を追いかけて家城駅と伊勢奥津駅の間を何往復かして、写真を撮影した。そんな中、今日もお猿さんが車の前を横切っていった。三重県には野猿がたくさんいるんでしょうか。
午後2時過ぎの家城駅での交換風景を撮影してから家路についた。帰りはさすがに道が混んでいることがわかっているので、高速道路で帰ってきました。午後4時過ぎに家に到着、380kmの工程でした。
最後に、腕木式信号がなくなるかもしれないという噂が出たからだと思いますが、前回訪れたときには、私のほかには名松線を撮影している人はいませんでしたが、今日は5〜6人ぐらいの方が撮影されていました。

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 「朝日の中を」の巻
 2003/12/29

来年は3日から、仕事が始まるということで少し早く休みがもらえた。疲れがたまっているようでさすがに昨日は早起きができなかった。
今朝は5時に目が覚めた。早速インターネットで時刻表の検索開始。大掃除をしなければいけないのでそんなに遠くまで撮影に出かけるわけにはいかない。車で15分ぐらいでいける近場で撮影することにした。
家族はまだ寝ている。カメラバックを担いで静かに家のドアを閉めた。
車を走らせて10分、もうすぐ目的地だ。この場所は以前に仕事で通りかかっていい感じの場所だなぁと目星をつけていた場所である。列車はどのくらい後に来るのかとポケットを探るが、ない。先程、インターネットで調べた時刻表がない。しまった、印刷して机の上に忘れてきた。でも、「さくら・はやぶさ」の時刻は以前に3〜4回撮影しているのでわかっている。何とか間に合う。車を細いあぜ道に乗り入れて、あちらこちららしく撮影できそうなところを探す。場所は決まった。しかし、太陽が出てこない。日の出の時刻は、、、携帯電話のwebで検索する。本日の日の出の時刻、7:00。だめだ。「さくら・はやぶさ」の通過予定時間の25分もあとだ。今日はヘッドマーク入りの写真は撮れない、急きょ、カメラアングルのセットを変更した。
準備はOK!だが、列車が来るまでにあと10分。寒い。とっても寒い。時刻表を忘れたが、もう一つ手袋を持ってくることも忘れた。カメラのレリーズを持っている手が冷たい風に吹かれて痛いぐらいだ。体も冷えきってぶるぶると震える。シャッターが切れるのだろうか。試しにシャッターを押してみた。カシャッという音ともにシャッターは切れたが、日の出前ということで露出が足りない。ISO感度をあげようにも手がかじかんで思うようにボタンが押せない。手袋を忘れたことを悔やみながらも、なんとかカメラを操作して準備万端。
「さくら・はやぶさ」がやって来たことを告げるように踏み切りが鳴り出した。緊張に一瞬である。置ピンをしてある目印にさしかかった、冷たくてかじかんだ指でレリーズを押す。なんとか撮影できた。と思っているとすぐに「ムーンライトながら」がやって来た。時間が少し予定より早い〜、思いながらレリーズを押した。
あとは普通列車と快速だけのはずである。貨物列車も1〜2列車は走るはずだ。ここは踏切りがすぐ近くにあるので列車が近づけばすぐわかるので、ローカル線の撮影のように時計と周りの音を気にしなくてもよい。
太陽も少しずつ光を注ぎ始めてくれた。田んぼの風景を撮影しようと三脚からカメラを外し手持ちで歩き回る。それが間違いだった。とても寒くて指が思うように動かない。シャッターを切ってもぶれてしまう。
列車の写真と雑草の写真を交互に撮影しながら歩き回った。冬の朝は、普段見ている景色とはどことなく違った感じがする。なぜだろう。きっとあちこちに霜が降りていて普段と色合いが違うからだろうと勝手に考えながら撮影を続けた。
雑草を撮影するときにはどうしてもしゃがみ込まなければならない。ズボンのひざが夜露と霜で濡れてとても冷たい。濡れないようにビニール袋をいつもバッグの中に入れているのだが、今日に限ってカメラバッグは車の中だ。とことんついていない。
そうこうするうちに日も高くなってきたし、おなかも空いてきたので家路につくことにした。車に乗ろうとしたら携帯が鳴った。「何時から出かけたの〜、全然知らなかったわ〜。」だそうだ。

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 紀勢本線の巻
 2003/12/18

朝5時少し前、目覚ましもなく目が覚めた。休みの日は、いつも早起きだ。
今年最後になりそうな撮り鉄の日だ。
どこに出かけるかは、いつも前日の夜に決めるのだが今日は何時に起きれるか自信がなくてまだ決めていなかった。しかし、この時間に起きたのならば「紀勢本線」と決めていた。さあ、時刻表を印刷していざ出発〜。
車を走らせながらナビの目的地を「紀勢本線」の紀伊長島駅に設定する。一般道路で検索すると到着予想時間は11時30分、遅すぎる。紀勢本線は昼間の間は極端に運行本数が減ってしまう路線である。急きょ高速道路優先で検索しなおした。到着予想時間9時30分、これでも遅いが時間が早いのでぶっ飛ばせば1時間ぐらいの短縮はできるとふんで、アクセルを踏み込んだ。伊勢自動車道の「勢和多気」インターを降りて国道42号線にはいる。道が混みだした。なんとか上り「南紀2号」を捕まえることができた。道から中に進めばやはり草の葉には霜が降りていた。
今回は初めて訪れた路線で撮影ポイントが全くわからず、運転しながら右左後ろをきょろきょろしながら行ったり来りの連続、危なっかしいったらありゃしない。列車の本数が少ないことが幸いして、いろいろなポイントを見つけることができたような気がします。
車を置いて、歩いて山の中まで列車の見えるところを探す。思いがけないお客さんに出会ってしまった。向こうもびっくりしたみたいでキィーキィーと威嚇してくる。とっさにカメラを向けると威嚇しながらも一目散に逃げてしまった。しまった〜、記念撮影したいと先に申し込むべきだった。反省。
遠方に出かけたときの楽しみといえば、その土地の名物。最近では「道の駅」があちこちにできて、重宝している。今回も4ヶ所ほど見つけた。お昼ご飯も道の駅で名物らしい「さんまの姿寿司」を買った。これがけっこう美味しい。帰りにもう一度立ち寄って「さんまの姿寿司」と「きす寿司」をお土産に買ってしまった。予算外た。でもたまにはいいだろう。みなさんに公開しようと思っていましたが、写真を撮る前に食べてしまいました。すんません。
さて今回の撮影で思い描いていたイメージは、山あい、トンネル、海の3点。イメージ通りだったのだろうか?家で写真を見てみると、悔いが残るショットがたくさんある。まして今回は景色の写真を撮る余裕すらなかった。列車本数が少ないと撮り逃してはいけないとどうしても焦ってしまいます。こんなことではよい写真は撮影できませんね。今回の数少ない景色の写真を貼っておきます。
家の駐車場について車のトリップメーターを見てみた。本日の走行距離460kmオーバー!時間にすると5時に家を出てから12時間30分、遠いところだ。
紀勢本線は、次回いつリベンジできるのだろうか。
でもいつかきっと必ず訪れようと決意ができる魅力的な路線です。

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